ラ・フランスワインの醸造
東根フルーツワインは昨年12月末に、2020年産東根市で収穫されたラ・フランスを仕込み、ラ・フランスワインの醸造を行いました。ラ・フランス果実は粒揃いはまちまちですがいずれも食べごろのものを使用し、昨年より2倍量の900Lのステンレスタンク4基に仕込みました。ラ・フランスワインは白ワインの仕込みと同様の方法で、果実を洗浄後破砕して、搾汁機にて搾汁し、液をタンクに投入します。その後に酵母を加えて醗酵させますが、この時期はワイン小屋(製造工場)をストーブで保温し15℃程度に保つのに苦労します。13℃以上でないと正常には醗酵しないからです。現在、仕込みから3週間以上が経過し、醗酵も順調に終了し、熟成・清澄化の段階に入りました。アルコール8%のラ・フランス特有の香りのフルーツワインが瓶詰めを待っています。デザートワインとして食前酒に最適ですよ。
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